オペラ座の怪人 |

タイトルから想像できるとは思いますが、これは完全に映画媒体のオペラです。 物語中の台詞がほとんど歌で表現されているため オペラが苦手な人はあまり食指が動かないかもしれません。

とは言え、私もオペラに興味がないので楽しめるかどうか不安でしたが、 観てみれば全くの杞憂。 登場人物は誰も彼も歌がべらぼうに上手く表現力が豊かなので そんなことは気になりません。 普通の映画を見る感覚で楽しめました。

ただ、妙にいらっとしたのはヒロインのクリスティーヌ。 あっちの男へふらふら、こっちの男へふらふら。 もっと節度をもて。

古ぼけたオペラ座が栄華を誇った光景に変化していくシーンの美しさは必見。
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2006年07月31日 |
B・見ても損はない良作 |
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シン・シティ |

ブルース・ウィリス主演のバイオレンスアクション。 この映画の最大の特徴として 全編モノクロということが挙げられます。

正確に言うと完全なモノクロではなく、 所々にアクセントとして着色が施されているという一風変わった映像。 これはパートカラーと呼ばれる技法らしい。

映画のストーリーはかなり残酷。 頭や腹にナイフが刺さる、首や腕が切り落とされる、ちんこをもぎ取られる等 終始そんな暴力描写が盛り込まれているため、 そういうのが嫌いな人には正直あまりオススメできないかな。
ただ、モノクロ映像ということで血もほとんどが白黒で表現されていますから、 他の一般的なバイオレンス作品より ゴアシーン特有の気持ち悪さは巧く軽減されていました。 その結果として激しい暴力の残虐性が強調されていたように思います。

とは言うものの、特殊な映像美でどことなく繊細な印象が全編に漂い、 とてもアダルトな雰囲気でしたよ。 是非観て欲しい作品です。
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2006年07月23日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ALWAYS 三丁目の夕日 |

舞台は昭和33年の東京下町。 私が生まれる20年以上の前のことですけれど、それでもどことなく懐かしいのは不思議。 映画の時代をリアルタイムで生きていた私の親たちの世代にしてみれば、 その懐かしさは格別でしょう。

映画のラストシーンにある 「50年後の夕日もきっと綺麗だよ」 という台詞、 この作品はその一言に凝縮されていると思います。

ちょうど映画の舞台から約50年経った今、 私たちも胸を張ってそんなふうに言えたら良いなと、しみじみ思うのです。
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2006年07月18日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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