人間消失 トリビュレーション・フォース


ストーリーを簡潔に説明すると、
神を信じていない悪い奴は許せないという信仰の篤いキリスト教徒の物語。
これだけ読むとものすごく胡散臭い話のように思えますが、
実際は輪をかけて胡散臭いです。

この映画は全三部作で、今作はその第二弾。
そのため、前作を知らない人にとっては初っ端から半ば置いていかれ気味
しかしながら、ご安心ください。
全編を通して置き去りにされっぱなしですから。

前作で世界中から大勢の人が消えてしまい、
残った人々は哀しみに暮れています。
そんな中、新たな指導者として一人の男が立ち上がりました。
彼は戸惑う人々の心をまとめるべく、国や人種の垣根を取っ払うことを狙う。
また、歴史的に見ても人間が対立する最大の理由は宗教であるとのことから
宗教を1つにまとめ、
世界統一宗教なるものを創り上げることを宣言。

前作で人を殺しているようですし、
自分が世界のトップに立とうとする黒い野望はあるものの、
言っていること自体は至極まとも。

しかし、そんな彼を反キリスト者として悪の権化のように捉える者たちが、
この映画の主役です。
反キリスト者へ戦いを挑む、大艱難に抗する戦士、
その名もトリビュレーション・フォース!
自分で説明していて改めてイタいなと思いました。
そんなイタい戦士の一人。



これはいい大泉洋さんですね。

全部で四人という完全なマイノリティであるトリビュレーション・フォースたちは
世界統一宗教を打ち出す反キリスト者に戦いを挑みます。
何かにつけて神を信じようキリストを信じようという言葉を口にするので、
キリストに対する信仰心のない私は、
その度に背筋にぞわっとしたものが走ります。
俗に言う悪寒というやつです。

その後、神とキリストの偉大さを全世界に知らしめるべく、
二人の預言者に会いにいきます。
宗教を統一するためにそれを阻止しようとする反キリスト者の勢力。
反キリスト者たちの銃弾が預言者に向けられます。



が、神の御加護という便利なもののおかげで全く弾は当たりません。
挙句の果てに、この預言者たちは火を吹いて反撃までする始末。



これも神の御加護ってやつの賜物ですね。
もうあんたらが神様でいいよ。
何だこの展開。
神を信じれば何でも可能だという考え方が何とも狂信者臭いですけど、
それはこの際目をつぶりましょう。

こうして神の威光を目の当たりにし、
信じられるのは世界統一宗教を打ち出す反キリスト者ではなく、
神の使者キリストであるという結論に達します。
ものすごくキリスト教に都合の良い結論ですね。

キリストへの信仰心のない人にとってはとても面白いバカ映画でした。 関連記事リスト
2007年02月17日 | E・ある意味最高バカ作 | Comments(22)
目次 (10)
S・映画史に煌めく傑作 (148)
A・必ず見て欲しい名作 (201)
B・見ても損はない良作 (184)
C・見なくてもいい凡作 (98)
D・見るとがっかり駄作 (53)
E・ある意味最高バカ作 (36)
未分類 (0)
愛とビールと川柳と
ゆうじろうのやっぱり映画好き
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
平八郎:ゼロ・グラビティ (02/05)
ヴィル:ゼロ・グラビティ (02/04)
でしまる:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/12)
平八郎:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/11)
でしまる:アイアンマン3 (12/05)
平八郎:アイアンマン3 (11/29)
でしまる:アイアンマン3 (10/23)
平八郎:アイアンマン3 (10/20)