エイリアンVSヴァネッサ・パラディ


ヴァネッサ・パラディって誰だよと思う人は多いでしょうけど、
彼女は何とジョニー・デップの奥さん(未入籍・事実婚)です。
そんな彼女がエイリアンたちと戦うんですね。
バカじゃなかろうか。

とある田舎の村に来襲したエイリアンが村人たちを次々に殺害していく、パニック映画。
タイトルからするとヴァネッサ・パラディが勇敢に立ち向かうのかと思いきや、
立ち向かうのはヴァネッサの昔の彼氏でした。
何それ。

ちなみにこれがエイリアン。



ヴァネッサ・パラディがこのエイリアンとVSしちゃうのは最後の一回のみ。
一発バズーカ打ったのみ。



そんなこんなでエイリアンを倒して安堵したものの、
唐突にヴァネッサは空に吸い込まれてエイリアンに攫われてしまいます。
何故攫われたのか全く分かりません。
頭がおかしくなりそうだ。



無理矢理SFっぽくしているような気がしてならない適当なシーンです。
それを見た昔の彼氏は
壊れた材木をジャンプ台にしてバイクで空めがけて跳躍。



いや、届かないだろ……届いちゃったよ。
すいません、野暮なこと言って。

昔の彼氏が危険も顧みず追っていったその先は
ヴァネッサがいっぱいという訳が分からない世界でした。
んで、終幕。



なんじゃそら。
ストーリーの意味が分からなければ意図も分からないという
文句なしのバカ映画でした。

おまけ。思わず吹き出した面白シーン。





エイリアンに襲われて顔がめちゃくちゃになったのにとっても元気な村人。
普通に会話するのでシュールで吹いた。
ガソリンって。

しかも、この村人、
歌のコンテストがあってそれに参加しなきゃならんといって
こんな顔で皆の前に現れようとします。
それはいくらなんでもと、
ヴァネッサの昔の彼氏は買い物袋に穴を開けてマスクに仕立ててあげます。



さんきゅー。
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2008年05月31日 | E・ある意味最高バカ作 | Comments(4)
  ダイ・ハード4.0


しぶとい奴がついに帰ってきた。
あの 『ダイ・ハード』 シリーズ12年ぶりの最新作ですよ。
今回はサイバーテロを題材にしているので、
タイトルもそれっぽくなっています。



結論から言いましょう。
最高だ。

最初から最後まで緊迫のアクションの乱れ撃ち。
アクションシーンから次のアクションシーンまでの尺が短いので
怒涛の展開という印象を受けます。

特に終盤の戦闘機から逃げ回るシーンなんて鳥肌もの。
この計算され尽くしたアクションの連鎖を是非自分の目で見て確かめて欲しい。
久々にハリウッド映画の真骨頂を見ました。
というわけで、文句なしの最高評価。



それはそうとして、ブルース・ウィリスが渋すぎて困るわ。 関連記事リスト
2008年05月30日 | S・映画史に煌めく傑作 | Comments(0)
  ワイルド・スピード


根強いファンを持つカーバトル映画の第一作目。
主演ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー。





ヴィン・ディーゼルは今作公開当時ポストシュワちゃんとか騒がれていたものの、
当の本人はシュワちゃんへの敬意を払いつつ
謙虚な姿勢でインタビューを受けていたのが印象に残っています。





個人的にはヴィン・ディーゼルはすごく好き。
だからもっとばんばん映画に出てもらいたいのですが、
出演数は多くはありませんね。

シュワルツェネッガーやスタローンと同系統に位置づけられながらも、
彼らより重々しさがないのは
悪者ストリート系の容貌に寄るところが大きいのかも。





映画の内容はというと、
カーアクションと人間関係を描いたドラマ部分を絡み合わせていて好印象。
でも、バランスがいい反面、大人しすぎる感もなきにしもあらず。
小さくまとまりすぎな気もする。





なお、主演の一人であるポール・ウォーカーは2013年に事故により他界。
もうヴィン・ディーゼルとのコンビが見られないのかと思うと
残念でなりません。 関連記事リスト
2008年05月29日 | B・見ても損はない良作 | Comments(8)
  スペシャリスト


シルヴェスター・スタローンとシャロン・ストーンの豪華コンビで送るアクション作。

親を殺されたシャロン・ストーンが犯人たちに復讐するため
スタローンに殺しを依頼するという話の始まりなのですけれども、
スタローンの殺し方が、
よりによって爆発物を使った殺し
そう、彼は爆発物のスペシャリストなのです。

筋肉むきむきマッチョマンだけど爆弾。
太い二の腕だけど爆弾。
肉体美を魅せる演舞のシーンもあるけど爆弾。
肉弾戦まるでなし。
スタローンがやる意味あるのか。
いや、面白いんですけどね。

敵たちは次々と豪快に吹っ飛んでいきます。



吹っ飛びすぎ。
コントみたいになってるよ。



まぁ、こんなふうに色んな人が吹っ飛んで
最後は二人で幸せになりましたとさ。 関連記事リスト
2008年05月28日 | C・見なくてもいい凡作 | Comments(0)
  フリスコ・キッド


ハリソン・フォードがコメディに挑戦している珍しい本作。

ハリソン・フォード扮するお人好し銀行強盗とユダヤ人宣教師の珍道中もので、
旅路の途中様々な面白トラブルに巻き込まれながら
最終的に二人は固い友情で結ばれる、という心温まる喜劇です。

ユダヤ人宣教師役のジーン・ワイルダーが名演。
が、名演だからこそ、
トラブルに巻き込まれながらもユダヤの規律に従おうとする彼を見ていると
そんな場合じゃないだろといらつくこといらつくこと。
ハリソン・フォードも怒るのですが、
根がお人好しだから、結局いつも見捨てられずに付き合ってしまう。

古い映画なので好き好きはあるでしょうが、
ハリソン・フォードファンなら見ておいていいかもしれません。



それにしても若いなぁ、ハリソン・フォード。 関連記事リスト
2008年05月27日 | C・見なくてもいい凡作 | Comments(0)
  アイ・アム・レジェンド


ウィル・スミス主演の本作。
リチャード・マシスンという作家の作品 『吸血鬼(地球最後の男)』 の映画化です。

激しいアクションシーンはあるものの、
それ以外の部分も丁寧に作られているというのが伝わってきます。
静と動のバランスが良くて、
全編を通して飽きさせないようになっているのが嬉しい。

完全なハッピーエンドとは行きませんでしたが、
こういう結末の方が作品としては良かったのでしょう。



この映画の一番の見どころ。



備蓄食のベーコンを食べられて 「とっておいたのに!」 と半べそで怒るウィル・スミス。
そりゃ、誰でも怒るわ。 関連記事リスト
2008年05月26日 | B・見ても損はない良作 | Comments(18)
  エリン・ブロコビッチ


私がこれまで見た映画の中で一、二を争う傑作です。
アメリカの公害訴訟史上最高額である3億ドルの和解金を大企業から勝ち取った
素人女性の半生を描くノンフィクション作品。



ジュリア・ロバーツの演技がとにかく素晴らしい。
この人がやらなければここまでの傑作にはならなかったと思うぐらい素晴らしかった。



親身になって公害被害者たちと心を通わせていく過程と、
長年の努力が実って最後に和解金を勝ち取った時のえも言われぬ感動。



本物のエリン・ブロコビッチもカメオ出演しています。



自信を持ってオススメできる傑作ですよ。 関連記事リスト
2008年05月25日 | S・映画史に煌めく傑作 | Comments(4)
  ネイバーズ


善良なおじさんが
新たに越してきた隣人夫婦のせいで静かな生活を滅茶苦茶にされるという話。
喜劇のカテゴリで実際喜劇なんでしょうけれど、
私はちっとも笑えなかった。
ネタがいらっとするようなものばかりで、見ていて嫌な気分になる。



最後、主役のおじさんはその隣人夫婦とのごたごたが実は楽しかったんだと気づき、
これまでの退屈な生活を捨てて隣人夫婦とともに旅立ってしまいます。
本人たちとしてはハッピーエンドなんでしょうが、
見ているこちらとしては安易な結末に首を傾げざるを得ません。
おじさん、奥さんがいるというのに旅立つ前にわざわざ自宅を火事にまでするしな。
ともかく一事が万事こういうしゃれにならないネタばかり。
見て損した映画です。

そんな映画の唯一の見どころ。



食べられるパンティ。 関連記事リスト
2008年05月24日 | D・見るとがっかり駄作 | Comments(0)
  燃えよデブゴン


サモ・ハン主演のブルース・リーへのオマージュ作品
ふざけたタイトルですが、
なかなかどうして中身はしっかりとしたつくりの秀逸なアクション。
香港アクション映画ということでコメディ要素はもちろんありますけれど、
決して多すぎないところも好印象。
そして、目を見張るような怒涛のカンフーアクションは素晴らしいの一言。



体型からは決して想像できない俊敏な動きは
一見の価値ありですよ。 関連記事リスト
2008年05月23日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  ランボー


有名シリーズの第一作目。
おなかが空いたランボーが御飯を食べようとしたら
不審者ということで街の保安官に止められて
食事ができなかったため怒りに火がついて戦闘開始という話。
すげぇな、ランボー。



戦争の英雄ということでサバイバル戦術にも長けている彼。
敵に気づかれぬよう近づいていきます。



足許にランボーがいるよ!逃げて!



傷口を自分で縫う伝説のシーンも見どころ。
何でもこれは、麻酔なしで本当に自分で傷を縫っているらしい。
こういうエピソードを聞くと
やっぱりスタローンは偉大な俳優だなと思いますね。 関連記事リスト
2008年05月22日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(6)
  地下鉄に乗って


浅田次郎氏の小説を原作とする映画。
読みはメトロにのって

地下鉄で過去の時代へタイムスリップして
仲違いをしている父の本心に触れていくという一風変わった話です。



いくつもの時代を経て触れていく父の本当の姿に
息子はいつしか心を動かされていく。

幼い頃にはただ厳格で恐ろしいだけだと思っていた父が、
子供たちへの愛情に溢れた人であったこと。
決して口にはしなかったが、
誰よりも子供たちの幸せを願っていたこと。
人の内に秘めた感情をいくつものエピソードを通して描いていく手法は、
地味ながらも観る物に淡々と訴えるような力強さがあります。



観終わった後に心地良い余韻の残る名作です。 関連記事リスト
2008年05月21日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(2)
  クイック&デッド


幼い頃に父を殺された女ガンマンが、
殺した相手に復讐するため、その仇の主催する早撃ち大会に出場するという話。



シャロン・ストーン演じるガンマンが美しくて格好良い。
こういう人が主役だと見ていて楽しいな。



ストーリーも丁寧につくられていて
目を離すような瞬間がないほどの完成度。
これは面白いぞ。

西部を舞台とした土臭さと
シャロン・ストーンの繊細さが巧く調和されていました。
これも監督サム・ライミの手腕のたまものかな。



レオナルド・ディカプリオも出演しています。 関連記事リスト
2008年05月20日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(0)
  ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女


ロード・オブ・ザ・リングの二番煎じっぽい映画。
と思いきや。



あら、これとても面白いわ。
指輪物語が重厚な世界観の大人向けファンタジーだとするならば
この作品は子供が手に汗を握って見られる作品。
もちろん大人だって充分に楽しめます。
系統的にはネバーエンディング・ストーリーに近いかな。
喋る動物が数多く出てくる点も
小さい子供には嬉しい演出だと思いますよ。



もちろんライオンも喋ります。 関連記事リスト
2008年05月19日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(10)
  es [エス]


深夜にテレビ地上波で放映されていたので、
録画して見てみました。
公開当時そこそこ話題になっていましたからチェックです。



明るい映画ではないということは分かっていましたが、
まぁ、想像したとおりの暗い話。

が、実際に行われた実験を基にした映画なので、
なかなか興味深く、引き込まれました。

囚人と看守の役に別れてその役になりきった行動をしていくと人はどう変わっていくか。
強い力を得た人間は誰しも、閉鎖的空間で弱者とともに過ごしている場合、
弱い者に対して暴力的になっていく本能的欲求があるのだ、という主張から始められた実験。
この本能的欲求が映画のタイトルでもある 「エス」 と呼ばれるもの。



ネタがネタだけにそれなりの暴力的なシーンはありますが、
グロテスクなほどの部分はありません。
ですので、そういうのがありそうだからちょっとな、と考えている人はご心配なく。
実話を下敷きにした話なので
一度は見ておくべき作品かもしれませんね。 関連記事リスト
2008年05月18日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(4)
  人間消失


何やら不穏で渋いタイトルの映画ではありますが、
その実変態映画という面白作品。



これは格好良い大泉洋さんですね。
似てるわ。

序盤は手堅いつくりの緊迫したサスペンス映画のような趣。
しかし、恐怖はここからだったのです……。

映画も半ばを過ぎ、
タイトルにもある人間消失の事件が起こってから
メイン登場人物の一人が突如として信仰に目覚めてしまいます。



いきなり神だの人類愛だの言い出して、
愛人も思わずドン引き。
私も引きました。
ここからどんどん変態的になっていきますよ。

人間消失の謎を追って
そこに仕組まれたとてつもない悪意に辿り着いたところで、
ついに格好良い大泉洋も覚醒します。



神への信仰に目覚めた、格好良い大泉洋さん。
皆さんも是非、
変態誕生の瞬間を目撃してください。 関連記事リスト
2008年05月17日 | E・ある意味最高バカ作 | Comments(6)
  マイ・ビューティフル・ジョー


借金をかかえた男運の悪いシングルマザーが
脳腫瘍を宣告された誠実な男と出会い、
少しずつ変わっていくという話。



ストーリー自体はそれほど変わった所がないのですが、
面白可笑しく、そしてじんわりと心に染み入るように描かれる演出は
見ていて自然と頬がほころんできます。



有名なタイトルではありませんけど、
見ればとても優しい気持ちになれる作品ですよ。 関連記事リスト
2008年05月16日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  ビバリーヒルズ・コップ2


熱血刑事アクセルが巻き起こす大暴れの犯罪捜査。
大人気シリーズの第2弾。

エディ・マーフィーのマシンガンの如き流れるような喋りは一聴の価値あり。
とにかくコミカルなので見ていて飽きません。
ハマり役だよなぁ。
すかっとしたい時に見るが吉。



アクセル刑事の特徴的な笑い方も一度聞いたら忘れられませんよ。 関連記事リスト
2008年05月15日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊


人気劇場アニメなので
見たことがなくてもタイトルは知っているでしょう。



テレビ版を下敷きにした劇場版というわけではなく、
これが完全に第一作目。
それなのに
この専門用語のオンパレードは何なんだろう。
見終わった後にネットで世界観を調べてみないとさっぱり分からなかった。



最後もなんだか盛り上がらずにあっさり終わったし。
重厚な世界観と複雑なシナリオは大いに望むところなのですけど、
見る人を選びすぎるので厳しいなぁ。 関連記事リスト
2008年05月14日 | C・見なくてもいい凡作 | Comments(4)
  ロスト・キッズ


ある孤児が
NBAスタープレーヤーであるマイケル・ジョーダンのバッシュを履いたことで、
奇跡のバスケットボール技術を手にして
プロとして大活躍するコメディ。



ただ単に笑わせるだけでなく、
チームメイトとの心温まる交流が主軸に据えられており、
色々な意味で笑顔になれます。



当時の実際のNBAプレーヤーが出演する試合も華麗にして白熱。



結末も変にひねることなく分かりやすく良い形にされており、
それがまたシンプルで嬉しい。
良作です。 関連記事リスト
2008年05月13日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  リッチー・リッチ


大企業の社長夫妻が部下の陰謀で失踪し、
坊ちゃんが孤軍奮闘するというコメディタッチのお話。
マコーレー・カルキン主演。



会社と資産の乗っ取りを企む部下を相手に
幼い子供が四苦八苦している頃。



死んだと思っていた両親は
大海を揺られながらも優雅にシャンパン。
緊張感がまるでない。



そんな両親と再会して
力を併せて悪巧みをする部下を撃退。
痛快。



ほのぼのとした笑いと感動をくれる良作です。 関連記事リスト
2008年05月12日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  メダリオン


神秘のメダルの力によって
不死身の肉体と超人のパワーを手に入れたジャッキーのアクション。



設定が設定だけに
いつものジャッキー作品よりもコメディ要素が強いですが、
差別化が図られるので、これはこれで。



相棒もいい味出してます。



面白シーン。
生き返ったジャッキーが自分の遺体を自分だと信じられず、
ち○こを見て確認。



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2008年05月11日 | B・見ても損はない良作 | Comments(2)
  ジュラシック・パーク3


現代に恐竜が甦ってあたふたする映画の第3弾。
前2作で監督を務めたスティーヴン・スピルバーグも離れてしまい、
どうなることかと不安でしたけれども。



うん、大丈夫だった。
むしろこれまでよりアドベンチャーの王道を貫いている印象で好感が持てました。
子供が見ることを強く意識した演出という気がします。



恐竜に襲われても残酷な描かれ方もしておらず、
そういったものが苦手な人も安心。



恐竜の造形はエキサイティング。





数々の見せ場はドラマティック。



ラストも、ファンタスティック。 関連記事リスト
2008年05月10日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(0)
  海猿


海猿と呼ばれる、海上保安庁の潜水士の卵たちが奮闘する姿を描いた作品。
シリーズの第一弾となる劇場版です。



面白かった。
潜水士の卵たちが真っ直ぐ突っ走る姿は正に青春。
これだけ青春している話だとどこか白々しくなるものですが、
それが全くない。



おそらく
一般的に馴染みの薄い潜水士訓練生の日常を描いているため、
現実との差異に気づかないからでしょう。
潜水士の人が見たら、
ここはこうじゃないよというところがあるのかもしれませんけど。



とにもかくにも
飾ることのない真っ直ぐなストーリーは鳥肌もの。



後々まで色褪せない作品だと思います。 関連記事リスト
2008年05月09日 | S・映画史に煌めく傑作 | Comments(2)
  機動警察パトレイバー2 the Movie


パトレイバーの劇場版アニメ第2弾。



前回の劇場版からのブランクはたった4年だというのに
作画のレベルが圧倒的に向上していてびっくり。



作品タイトルでもあるパトレイバーは
最初と最後にほんの少し登場するだけ。
あとはずっと生身のキャラクターたちのやりとりで話が進行します。



派手さはないので見る人によっては退屈かもしれません。
が、緻密なストーリーは一見の価値あり。



こういう丁寧なアニメーションが最近では少なくなった気がします。



とは言え、もうちょっとパトレイバーを話に絡めてくれたらなぁと
ちょっと思ったり。 関連記事リスト
2008年05月08日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(8)
  ザスーラ


実際に宇宙を旅するボードゲームを始めてしまって
仲の良くない姉兄弟が力を併せて必死にゴールを目指すお話。



こういう設定って子供向けだよなぁ。
子供だましというわけじゃなくて良い意味で。



マス目で降りかかる様々なトラブルを乗り越えながら、
やっぱり兄弟っていいねと確かめ合う話。
王道と言えば王道ですが、王道ならではの感動がある。
意外な真相も用意されていて大人でも充分に楽しめるので大丈夫。

見どころ。



宇宙ロボット来襲。



目が4つある宇宙ヤギも来襲。 関連記事リスト
2008年05月07日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(2)
  ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ


ロバート・デ・ニーロと
アメリカの安達祐実ことダコタ・ファニングが共演したホラー作品。





つまらないという声もありますが、私は好き。
二人の演技力、暗い雰囲気、そしてストーリーも。
伏線の張り方はもっと上手い方法があったとは思いますが、
まぁ、許容範囲内。

ちなみにこの映画はラストが2パターンあり、
ダコタ・ファニングの書いた絵が画面に映って終わりという通常パターンと、
病院で終幕を迎えるDVDに収録されている特別パターン。
どちらもハッピーエンドになりきらない終わり方で私は嫌いじゃありません。
印象的なのは通常パターンかな。
薄気味の悪い余韻があってオススメ。
薄気味悪いのに薦めちゃいますけど。



サブタイトルである 「暗闇のかくれんぼ」 というのも
映画を見終わった後に考えると、なかなか言い得て妙だと思います。 関連記事リスト
2008年05月06日 | B・見ても損はない良作 | Comments(4)
  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序


伝説のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版新作です。





10年以上前のテレビ版の単なる総集編というレベルのものではなく、
全て手直しして再構成したという力の入れよう。



これはもう完全な新作と呼ぶに相応しい。



この劇場版新作は
テレビ放送の第壱話から第六話までを90分に構成しているので
少々駆け足の印象はあります。



が、後半のヤシマ作戦の演出は凄まじいの一言。
日本アニメーションの最高峰と言っても良いと思います。



放映時間90分があっという間。
歴史に残るアニメには、そうなるだけの理由がある。
それを思い知らせてくれる素晴らしい作品。



今後こういう歴史に刻まれるようなアニメが世に出てくるのか。
まぁ、難しいでしょうね。 関連記事リスト
2008年05月05日 | S・映画史に煌めく傑作 | Comments(10)
  ギフト


霊感を持った女性が犯罪事件に巻き込まれるサスペンス。
主演ケイト・ブランシェット、
すぐ妻に暴力を振るう浮気性のダメ男容疑者にキアヌ・リーヴス。





作品タイトルのギフトとは
神様から授かった特別な能力の意。

キャストは豪華。
だが、それだけ。

アイディアは悪くないのに、
すっごい普通のサスペンスになってしまっている。



主役のスピリチュアルな能力があまり活かされていない。
霊を抜きにして話を組み立てても大して違わないと思う。



申し訳程度に死んだ被害者が出てくるけど、
見どころと言えるほどじゃない。

演出次第で良い方向に化けそうな作品なだけに残念。 関連記事リスト
2008年05月04日 | C・見なくてもいい凡作 | Comments(2)
  レア 魔性の肉体


タイトルを見ただけで
女にたぶらかされた男がトラブルに巻き込まれる話だろうな
容易に想像つきますが、
実際そのとおりでびっくりというかがっかり。



内容はと言うと、
信じられないくらいつまらない。
製作関係者はこれのどこに勝算を見出したんだろう。



唯一期待できそうなエロスですが、
それも非常に中途半端。
ちょっとエロい雰囲気になるだけで期待外れもいいところ。

駄作認定。 関連記事リスト
2008年05月03日 | D・見るとがっかり駄作 | Comments(0)
  ダブル・トラブル


エルヴィス・プレスリー主演のコメディミステリー。
17歳の少女に一目惚れされて旅についてこられてしまった歌手が
密輸団と暗殺者たちにまで追いかけまわされるというお話。



つまらない。ものすごくつまらなかった。

彼の歌声もたっぷりと聞けるので
プレスリーのファンなら楽しめるでしょうけど、
そうじゃない私のような者にとってはただただ退屈なだけ。

肝心の映画のストーリーには特筆すべき箇所はありません。
コメディ要素も古臭くて笑えない。



ここだけはちょっと笑ったけど。

熱狂的なプレスリーファンでなければ
全く見る必要のない作品。 関連記事リスト
2008年05月02日 | D・見るとがっかり駄作 | Comments(0)
目次 (10)
S・映画史に煌めく傑作 (151)
A・必ず見て欲しい名作 (201)
B・見ても損はない良作 (184)
C・見なくてもいい凡作 (98)
D・見るとがっかり駄作 (53)
E・ある意味最高バカ作 (36)
未分類 (0)
愛とビールと川柳と
ゆうじろうのやっぱり映画好き
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
平八郎:ゼロ・グラビティ (02/05)
ヴィル:ゼロ・グラビティ (02/04)
でしまる:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/12)
平八郎:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/11)
でしまる:アイアンマン3 (12/05)
平八郎:アイアンマン3 (11/29)
でしまる:アイアンマン3 (10/23)
平八郎:アイアンマン3 (10/20)