スコーピオン・キング |

冒険映画 『ハムナプトラ』 のスピンオフ作品。 WWEプロレスラーザ・ロック演じるスコーピオン・キングを主役に据えた物語です。 プロレスラーならではのぶっとい首や腕を見ていると どんなトラブルも何とかしてくれそうな気がするから不思議。

映像も丁寧に撮られており、 手堅いアドベンチャーで最後まで退屈しませんでした。 冒険映画はこういうワイルドな人によく似合う。
面白シーン。

首だけ出して地中に埋められ、殺人蟻にたかられるスコーピオン・キング。 近づいてくる蟻たちを顎でぷちっと。 顔を這ってきた蟻は、舌で絡め取って口の中でもごもご。
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2008年06月30日 |
B・見ても損はない良作 |
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アナライズ・ミー |

ロバート・デ・ニーロ扮するマフィアのボスがノイローゼになり、 主治医の精神科医が右往左往するドタバタ劇。

強面のロバート・デ・ニーロがこういうコミカルな役をやるのは新鮮で、 掛け合いなども間を巧く使っているため 思わず笑ってしまう。 劇場の大画面で見る必要はない類の作品ですが、 自宅で鑑賞する分には決して時間の無駄にならない佳作。
面白シーン。

心温まるコマーシャルを見て感極まったマフィアのボス。

アメリカ最高のヴォーカリストとの呼び声も高いトニー・ベネットも友情出演。
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2008年06月29日 |
B・見ても損はない良作 |
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マトリックス レボリューションズ |

難解映画である 『マトリックス』 シリーズ完結編。 これ、面白すぎるわ。

巧緻の極みとも言えるストーリー。 人間の限界を超えた非現実的な肉弾戦。 全てが面白い。

スミスも増えに増えて、えらいことに。

1作目と2作目からは想像もつかなかった苛烈な戦闘。 とにかく圧倒的で鳥肌が立ちます。 この場面は歴史に残っていい。

あと、ミフネ船長が格好良すぎる。
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2008年06月28日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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ナイルの秘宝 |

冒険映画 『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』 の続編。 ロマンス小説家とおちゃらけた冒険家のコンビが帰ってきました。

今作は前回よりもコメディ要素が強くなっており、 その反面で、冒険的な色合いは薄まってしまいました。 アドベンチャーを見ている気がしません。 これをどう受け取るかは見る人次第。

面白かったんだけれど、 個人的には 薦めるなら前回の方を薦めるかな。
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2008年06月27日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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48時間 PART2 帰って来たふたり |

著名作の続編。 はっきり言いましょう。 つまらないよ。
駄目な部分があるというのではなく、 淡々とつまらない。 変わったところのないオーソドックスな話。 主役二人の絡みも取り立てて面白くもない。

唯一救いだったのが 二人が追いかけている真犯人が意外な人だったというところか。 そこはちょっとだけ驚きました。 が、こちらを驚かそうという演出はないため 真相が明かされる段になってもいまいち盛り上がりに欠けた印象です。 この続編は大失敗だ。
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2008年06月26日 |
D・見るとがっかり駄作 |
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ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 |

謎解きはそこそこ、冒険もそこそこ。 恋愛に主眼を据えた珍しいタイプのドタバタ劇アドベンチャーです。 主役のキャスリーン・ターナーが劇中でロマンス小説家という設定なのも タイトルにかけているのかな。

手に汗握るシーンは少ないものの、 テンポは良く、手堅いつくりをしているため充分楽しめます。 基本的には喜劇なので、気楽に見るが吉。
ちなみにネタバレですけれど これがロマンシングストーンです。

本作の面白シーン。 密輸業者のボスが主役の女性作家ファンで、思わずびっくり。 快く協力してくれます。

顔出しすぎ。
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2008年06月25日 |
B・見ても損はない良作 |
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レイダース 失われたアーク |

全てはここから始まった。 冒険映画 『インディ・ジョーンズ』 シリーズ第1弾。

もう20年以上も前の作品なので、 ところどころセットがちゃっちかったりしますが、それはご愛嬌。 が、今見てもあまりそれを気にせず楽しめるのは 完成度が高い証拠でしょうね。

冒険映画に欠かすことのできない要素が全て入っている。 笑い、興奮、感動が三位一体となった名作です。
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2008年06月24日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ブロークバック・マウンテン |

男の同性愛をテーマにした挑戦的な作品。
私は同性愛の気は全くありません。 おっぱい大好きっ子です。 自分と無関係の人が同性愛者であっても そういう人もいていいんじゃないと比較的寛容的ですけど、 もし身近な人がそうだった場合に納得してあげられる自信はありません。 自分も含めて知り合いに同性愛者がいないため、 想像になってしまいますけど。 そういう人間の主観的レビューとして読んでください。
前置きはさておき、 この作品はとても評価が難しい作品です。
まずこの作品を面白いかつまらないかの二者択一で答えろと言われたら つまらないと答えるしかありません。 明確につまらないというのではなく、 面白くないからつまらないんだという消去法です。
そして、主役二人の感情は男女の関係に置き換えればある程度理解できますが、 それが本来の理解とどの程度離れているのかは分かりません。 納得もまるでできません。 要するに共感ができないのです。 仕方ありませんが。

考えさせられるものはあります。 でも、面白くはなかったし心に響くものも個人的にはなかったので、 私は他の人には薦められません。 同性愛者や、身近な人が同性愛者で同性愛というものに関心がある人にとっては 得るものが多くあるかも。 が、そうでない人にとっては見る必要が全くない作品だと思います。
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2008年06月23日 |
D・見るとがっかり駄作 |
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ザ・ビーチ |

都会のお坊ちゃんが人里離れたビーチで楽園生活を送るという話。 何これつまらないと思いきや、 後半3分の1ぐらいで楽園生活がだんだん綻び始めてから 緊迫感が漂って面白くなってきました。

見終わってみれば、なかなかの佳作。 物語のラストで語られた楽園というものの定義もなかなかに印象的。 サスペンスというほどには謎に満ちてはいませんが、 それでもサスペンスの枠に収まっている不思議な作品です。
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2008年06月22日 |
B・見ても損はない良作 |
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マトリックス リローデッド |

革新的映像技術を世に知らしめた 『マトリックス』 シリーズ第2弾。 リローデッドという副題が少々イタいか。

それはそうと。 今回はシリーズ全体の中盤にあたるということで システム関連の用語を使った複雑な説明シーンがそこそこあります。 システムの知識のない人に専門的な会話は厳しい。 私は職業柄、理解できましたけれど、 この視聴者の突き放しっぷりはどうだろうと思う。 でも、突き放しているからこそ面白いのだと言えるかもしれません。

他とは一線を画する映像のアクションは一見の価値ありと太鼓判を押せますが、 全体的に見る人を選ぶということで、 安易にオススメはできないかな。
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2008年06月21日 |
B・見ても損はない良作 |
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28DAYS |

サンドラ・ブロック演じるアル中の女が リハビリセンターで数々の人たちと触れ合いつつ28日間過ごして更生するという話。
コメディの要素があって退屈ではないものの、 こじんまりとしていて特筆すべき点が見当たらない。

同じリハビリセンターに来ていた野球選手が あの 『ロード・オブ・ザ・リング』 のアラゴルン役ヴィゴ・モーテンセンというところが 見どころと言えば見どころか。

サンドラ・ブロックの演技は巧いんですけどね。
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2008年06月19日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 |

名作 『インディ・ジョーンズ』 シリーズの第3弾。 今回はナチスたちを相手取ってキリストの聖杯探しにてんやわんや。 ショーン・コネリーが演じるインディ博士のお父さんも登場します。 でも、このお父さんがドジでなぁ。 次々とトラブルを起こす。

縛られたロープを切ろうとして火をつけたジッポを床に落としてしまい、 部屋が火の海。 ひどい、この親父。
そんなふうに時には自分たちで起こしたりした色々な危機をくぐりぬけながら、 とうとう聖杯の在り処まで辿り着く一向。 インディ博士を脅して聖杯に先んじた悪党は 誤った聖杯を選んでしまい、急激に朽ちていきます。

有名なシーンですよね。

上記シーンも含め、 冒険ものの金字塔として絶対に見ておいてほしい素晴らしい作品です。
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2008年06月18日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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蝶の舌 |

スペインの片田舎で繰り広げられる、幼い生徒と老いた教師の交流。 愛情を持って生徒たちに接した老教師は 彼らに学校の勉強以外にも人生の様々なことを教えます。 そして、彼らの輝かしい未来を誰よりも望みました。
が、スペイン内戦が起こったことによってファシストたちの国粋主義によって 自由を唱える共和派の人々が容赦なく取り締まられ始めます。 老教師も例外ではありません。
弾圧を恐れる大人たちは昨日まで親しかった者に対して 涙を流しながら罵倒の演技をします。 そして、子供にも老教師を罵倒するように指示。 子供は意味も分からぬまま 老教師に 「アテオ(無神論者)! アカ!」 と叫びます。


他の子供たちが、連行される共和派の人たちに石を投げるのを見て、 主役の少年も石を投げつける。 が、口から出てきたのは老教師から教えられた様々な言葉。 少年の心を刺激した夢いっぱいのフレーズ。
蝶は蜜を飲む時に長い舌を出して飲むんだよと教えられて瞳を輝かせた少年は 離れていく老教師に大声で 「蝶の舌」 と叫ぶのでした。
これは切ない。 幸せな時間を目の当たりにしただけに余計。


しかし、だからこそ多くの人に見て欲しい。 揺るぎない名作です。 見て良かったと素直に思えました。
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2008年06月17日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 |

ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督のホラーミュージカル。 ほぼ全編の台詞が歌で表現されています。 それでも、普通の映画を同じように見られたのは 役者陣の演技力の賜物でしょう。

ストーリー自体は結構シンプルなので あくまでもこの作品は映像と演技を楽しむのが正しい見方かと。 ミュージカル映画に抵抗がないのなら見て損はありません。
ただ、一点注意したいのは この作品かなり残酷だということ。 コミカルなシーンも一応そこそこあるものの、子供には決して見せられない。 それぐらい残酷。 首を剃刀で切るシーンははっきりと描写される上、もちろん血も大量に噴き出します。 肝心の部分はブラックアウトしてぼかした表現をするのかと思っていたのですが、 こんなに生々しいとは。

それはそうと、劇中にある、 船乗りがトッドの娘ジョアナを想って唄った歌が耳から離れません。
I feel you, Joanna~♪ I feel you, Joanna~♪
たぶん見た人、皆こうなんじゃないでしょうか。
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2008年06月16日 |
B・見ても損はない良作 |
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ウエストワールド |

過去の時代を再現してそこの人物になりきる疑似体験テーマパークで キャストを務めるコンピュータが反乱を起こすというSF作品。 主役たちが参加したのが西部開拓時代の世界なのでこういうタイトルなのですね。
コンピュータの反乱とはいえ 古い映画なので爆発などの演出はありません。 一番派手でも銃撃くらい。 が、シンプルで荒削りであるがゆえの地味な恐怖もあり、 最近の映画にはない雰囲気で充分に楽しめました。 丁寧かつ堅実なつくりも好印象です。 古い作品だからといって避けるのは少々もったいない佳作だと思いますよ。
思わず笑ったシーン。

コンピュータの人形に銃撃されて 半笑いで 「撃たれちゃった」 と呟くところ。 吹き替えが巧すぎ。
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2008年06月15日 |
B・見ても損はない良作 |
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ロミオ&ジュリエット |

シェイクスピアの 『ロミオとジュリエット』 を現代風にアレンジしたという意欲作。 原作を良く知らない素人から言わせていただけると、 そのアレンジはそれなりに巧くいっているように思えました。 違和感がなかったので。
ただ、巧くいっているからと言って 映画として面白いかどうかは別の話。
正直キツい。 原作やロミオ役のディカプリオのファンなら楽しめるのかもしれませんが、 そうではない私にしてみると 実に面倒くさい台詞を喋る人たちの愛憎劇でしかありません。 わざわざ映画という媒体で見る必要はないと思う。
本作の面白シーン。 ロミオがジュリエットの許に忍び込む有名な場面。

その隠れ方はないだろ。 そのままロミオはジュリエットの魅力に引き寄せられてふらふらと接近。

近い、近い。 おまえはストーカーか。 ちょっと落ち着け。 ※ここではまだジュリエットは気づいていません。
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2008年06月14日 |
D・見るとがっかり駄作 |
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インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 |

大人気冒険映画 『インディ・ジョーンズ』 シリーズの第2作目。 歴史的な謎解きと緊迫のアクション、 そしてところどころで散りばめられたコメディ要素。 隙がない。本当に隙がないわ。 娯楽映画の完成形とも言うべきバランスの良さ。

どうしてこういう冒険ものを見るとわくわくするのか。 心の幼い頃から変わらない部分を刺激される。 女の人はこういう感覚、分かるのかな。
それはそうと今回の敵はこちら。 邪教の教祖様。

顔、濃すぎ。
一番笑ったシーン。 ジョーンズ博士に追い詰められて緊急脱出する教祖様。

床がスコーンって。 スコーンってなって落っこちていきました。 邪教の教祖の威厳、まるでなし。
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2008年06月13日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ダンテズ・ピーク |

火山ものの映画と言われると大抵の人が思い浮かべる有名作品。 主演はダンディーなピアース・ブロスナン。

相手役はリンダ・ハミルトン。


火山が噴火して付近の町が大わらわというわりとシンプルなストーリーですが、 自然相手のパニックものは 人相手のそれとは恐怖の質が異なりますね。 溶岩や火砕流等の現実的なアプローチで緊迫感を煽ってきます。

湖の酸化シーンも印象的。 火山噴火だとこういうことも起きるのかと驚き。


今見てもものすごく迫力のある映像で、 2000年以前の映画とは思えません。 時代を感じさせない強いパワーがある。


災害パニック映画として、いつまでも色褪せない名作。
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2008年06月12日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ホワット・ライズ・ビニース |

ある日、夫婦喧嘩の絶えなかった隣家の奥さんの姿が見えなくなって、 それを境に自宅で怪現象が起こり始める、 というのが各所で書かれているあらすじ。 ハリソン・フォード主演。


まぁ、確かに間違ってはいないけど、 隣家の奥さんがいなくなったことと怪現象に全く関係はありません。 隣家の奥さんがいなくなったのは単に旦那と喧嘩して家出したから。 序盤で帰ってくるよ。 何それ。

そんなこんなで取り残されてしまった怪現象ですが、 中盤からこちら一本を軸にして話が進んでいきます。

はっきり言ってどんでん返しの類はありません。 たぶんそうだろうなという推測がそのまま真相になるはず。 和風テイストの恐怖を狙った演出をしているけれども 残念ながら全然怖くない。 じっとりと絡みつくような不快感にも似た恐怖というのは 日本人特有の感性なのかしら。

つまらなくはないし、 ハリソン・フォードの俳優としての新たな一面も見られるので 見てがっかりということにはならないかな。
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2008年06月11日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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デッドヒート |

世界のアクションスター、ジャッキー・チェンのカーアクションもの。 珍しい。 タイトルを見た時 公道で街を破壊しながらの激しいカーチェイスをするんだなと思いました。 で、実際。

仙台のレースグランプリでバトル。 何このお行儀のよさ。 しかも、敵は国際指名手配という悪人。 そんな悪人が 「仙台のレースで俺と勝負だ」 と挑戦状を叩きつけます。 悪人なんだから公道でチキンレースとかしちゃいなさいよ。
ストーリーは後半から日本が舞台になるのですけど、 日本である必然性が見当たらないので 日本の視聴者を狙ったうえでの設定なんだろうなと穿った見方をしてしまう。 何だか商業的判断が色濃く刻まれた映画内容にちょっと納得のいかないところが。
でも、まぁ、 カーチェイスものとはいえ、ジャッキー生身のアクションは満載。 この疾走感はいつ見ても目を奪われる。 それだけに余計残念。
ところどころで入る小ネタも好きなんですけれどね。
悲しみの場面でチラシで鼻かんだり。

寒そうにしている女性に前からジャケットをかけてあげたり。


加山雄三が出ていたり。

全体的に楽しいんだけれど、 オススメできるかというと悩んでしまう作品でした。
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2008年06月10日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド |

シリーズ第3弾にして完結編。

これまでの2作よりも戦闘シーンは大規模かつ躍動感に溢れており、 最後を飾るに相応しい演出になっています。



シリアスな場面をシリアスに見せないコミカルな要素も健在。 このバランス感覚は秀逸だと思う。


そんなふうに完成度はとても高い作品ではあるものの、 じゃあ、印象に残ったかと問われると、う~ん。 派手で面白いけど見終わった後に何も残らないという 悪い意味でのハリウッド映画的な作品になってしまっている。

もう一度はたぶん見ません。 人に本作を薦められるかと言われると、シリーズ1作目だけ見れば充分だと答えます。 どうしてもシリーズ全作見たいというなら話は別ですけれど、 そうでないなら無理して見る必要はないかと。 見ても損はないけどわざわざ見ることもないでしょう。 評価が難しいところ。 完成度の高さを考慮して、見ても損はないというところかな。

当ブログ的面白シーンピックアップ。

戦闘中に結婚式。

小猿を大砲にセット。
面白い小ネタはちょとちょこあるし、 パワーもあって完成度の高い作品だけに、とても残念。
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2008年06月09日 |
B・見ても損はない良作 |
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バイオハザード3 |

ゾンビ映画の金字塔バイオハザード シリーズもとうとう第三弾。 そして、これがシリーズ最後とか。

前作までと違って今回は砂漠化した地球が舞台。 というわけで、全体的にくすんだ色調です。 華やかさはあまりありません。 ただ、激しいバトルシーンは健在。 ゾンビも今まで以上に数多く登場していて 描き方の規模が大きくなっています。
ラストは続編を期待させるシーンになっていたので、 もしかしたら4作目以降もあるかもしれません。 ファンとしては是非お願いしたいところ。
今回は日中の明るい場面が多いのでゾンビの気持ち悪さもくっきり。

スティービィーさんも登場するよ。
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2008年06月08日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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パーフェクトストレンジャー |

ハル・ベリーとブルース・ウィリス主演のサスペンス。 ハル・ベリーの艶のある演技。

ブルース・ウィリスの紳士然とした渋い演技。

これらも魅力ですが、 この作品の肝は何と言っても練られたそのストーリー。 終盤の10分できっと驚かされますよ。 作品のあちこちに散りばめられた伏線が回収される様は見事。 私も見ている時にあれ?と思ったところが何箇所かあったのですけれど、 あまり深く考えずにいたらそこがまさに伏線でした。
そして、私が個人的に特に取り上げたいのは終盤のその最後、作品のラストシーン。 これは印象的だ。 ミステリーやサスペンスが好きな人にはこういう演出はたまらない。
非常に野心的な作品なので、 一度見ていただけたらと思います。
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2008年06月07日 |
B・見ても損はない良作 |
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ボーン・アルティメイタム |

マット・デイモン主演の 記憶を失った暗殺者が身体に染み付いた暗殺技術を武器に追っ手たちと戦う 良く分かんないけど何だか強い人のシリーズ第3弾。


アクションシーンの疾走感は一度是非見て欲しい。 とにかく、マット・デイモンの演じるボーンが強いこと強いこと。 強すぎて手に汗握らないから困る。 どうせボーン勝つんだろ、と思ってしまう。


当初はこの三作目が完結編でした。 ストーリーも 失くした記憶が戻り、追っ手の組織のメンバーも逮捕され、 確かに最後に相応しい。

しかしながらシリーズ終了を惜しむ声により 続編の製作が決定。 どのように話を続けるか見ものです。
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2008年06月06日 |
B・見ても損はない良作 |
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ハンテッド |

トミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロの一騎打ちバトル。 軍の元教官が殺人鬼となった自分の教え子をとめるべく奮闘するアクション作。


これはいい小倉久寛さんですね。 最初見た時、これ誰かに似てるんだよなぁ、と悩んだ末ようやく氷解。 二人とも濃すぎ。 何、この男臭さ。
二人ともサバイバル経験豊富なので そういう戦い方を主体とした緊迫の駆け引きが展開。

二人とも武器を自作します。 自作って。 どんだけワイルドなんだよ、あんたら。

鍛冶から自分の手で行います。 鍛冶って。
というわけで、 野性味溢れる男臭さで、 これまでにない見せ方をしてくれたアクション映画でした。
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2008年06月05日 |
B・見ても損はない良作 |
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 |

昭和30年代よろしく哀愁な映画の続編。 今回も見ている者にほんわかとした気持ちを与えてくれます。

この映画を見ていると、 色々不便だった昔の方が今よりも幸せそうに見えるから困る。 人間の幸せは利便性とはあまり関係がないんだなとつくづく思います。 今は便利だから他人と深く交わらなくても済んでしまい、 それによって周囲との繋がりが希薄になるわけで。 たぶん、今は手軽に幸せだと錯覚できる時代なのかなと、そんな気がしました。

全作では幸せな結末ながらも切なさがありましたけれど、 今回は文句なしのハッピーエンド。 名残惜しいですが、おそらくこれで完結でしょうね。
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2008年06月03日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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空の境界 第一章 俯瞰風景 |

奈須きのこ原作の伝奇小説の映画化作品です。 はっきり申し上げて、 これは原作を読んだ人向けのアニメーションですね。 原作を読まないでこれを見ても、どれだけ内容を理解できることやら。
戦闘シーンはスピード感があって良かった。


原作を読んでいる立場からすると それを視覚的に補完するという意味で素直に楽しめました。 なるほどこういう映像だったのかというシーンが多い。

原作好きのファンなら是非見て欲しい。 原作を読んでいない人にも見てもらいたいとは思うけれど、 それはちょっと厳しいかな。
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2008年06月02日 |
B・見ても損はない良作 |
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舞妓Haaaan !!! |

常々見たいと思っていた宮藤官九郎脚本の本作。

クドカンの脚本ということもあって 見る前から内容については安心感を持って臨めましたが、 やっぱりこのテンポは独特で秀逸ですね。 素直に面白いと思えました。
出演している俳優陣の演技も皆上手すぎて良い。

柴咲コウが泣きながら野球拳するところなんて、あまりにリアルすぎて吹いた。

全体的にかなりレベルの高い作品でした。 が、難点を挙げるとするなら、 前半にあったミュージカルのシーンは要らなかったかな。 尺が長すぎて途中でダレてしまった。 あと、序盤にあった 阿部サダヲと堤真一がネットの掲示板でやりあう書き文字を多用するシーンは 見ている最中はなかなか面白かったけれど 全て見終わった後に考えてみると異質なため作品内でちょっと浮いていたかもしれません。
とはいえ、面白いことには違いなかったので大満足です。
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2008年06月01日 |
B・見ても損はない良作 |
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