スパイ・ゲーム |

ヘマをして敵に捕まってしまったスパイを 元上司のスパイが私財を投げ打って助けるお話。

作品の構成が独特で、 話の半分以上が回想で進んでいきます。 最初の頃は何が何だかさっぱり分かりません。 それを過去の回想で少しずつ埋めていくという手法です。
どんでん返し等があるわけではありませんが、 それでもずっと目が離せないのは名作たる証拠か。

極めてシリアスに作り上げられたサスペンスです。 全編暗い雰囲気ですが、 それがサスペンスの質を向上させる最良のスパイスかもしれません。
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2008年08月30日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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コン・エアー |

囚人たちを護送する飛行機で囚人が反乱を起こし、 善良な囚人である主人公が仲間の囚人を助けるために 悪い囚人たちと戦う映画。 囚人ばっかり。

髪の長いニコラス・ケイジも随分珍しい。
輸送機コン・エアーの中でのやりとりよりも そこを降りてからのアクションの方が緊迫しているのは どうしたもんだろう。 輸送機の中でのバトルに比重をより傾ければ 映画のタイトルがもっと相応しいものになった気がする。 そこが残念。

でも、まぁ、面白いのでいいや。
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2008年08月29日 |
B・見ても損はない良作 |
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バブルへGO !! タイムマシンはドラム式 |

ドラム式洗濯機型のタイムマシンでバブル期に戻り、 日本の経済崩壊を食い止めるというお話。 主演、広末涼子。


私はバブル期の頃はまだ小学生だったので 金銭的な部分についての共感は全くありませんでしたけれど、 あの時代の世の中の光景には懐かしいものを覚えます。 こんな感じだった気がする。

有人改札で切符を切るシーンでは、そうそうと頷いた。 今の中高生には 切符を切るなんて言葉は通用しないんだろうな。


作品のストーリー構成はそれなりですけど、 この映画ではそこよりも会話を楽しみたい。 短い台詞で笑えたりするから。
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2008年08月28日 |
B・見ても損はない良作 |
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デイライト |

シルヴェスター・スタローン主演。 トンネルが崩壊して中に閉じ込められた人たちを 元レスキュー隊員が単身救出しにいくお話。

目新しさはありませんが、 スタローンの力強さが巧く表現できている良作だと思う。 手堅い。

話が進むにつれて人が死んで数が減っていくのも よくあること。

ヒロイン的な人といい感じになっちゃったりするのも よくあること。

繰り返しになりますが、 目新しさはありません。 それでも、充分に楽しめます。
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2008年08月27日 |
B・見ても損はない良作 |
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ザ・フライ2 二世誕生 |

ハエ男の子供もハエ男だったという映画。 空間転移実験の被害者の悲劇。

実験のサンプルとして利用されて 醜い失敗作となった愛犬との絡みは名場面。


主人公が泣きながら愛犬を楽にしてやる姿は 涙なくして見られない。
グロテスクではありますが、とても切ない名作だと思います。 ラストも非常に哀しいというか印象的。
おまけ。

完全体となったハエ男。
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2008年08月26日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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007 カジノ・ロワイヤル |

ダニエル・クレイグ版007第1作。 今回のボンドは超セクシー。 男の色気というのはこういうものか。

冒頭の犯人追跡劇は本当に手に汗握る。 よくぞここまでやったと思う。 アクションのピークはこの冒頭ですけれど、 その分、後半は洗練されたストーリーで見せてくれます。

タイトルにもあるカジノでの緊迫したカード対決から目が話せない。

ボンドガールとの恋の駆け引きからも目が話せない。

コメディ要素の全くない とにかく格好良いジェームズ・ボンドを見て欲しい。
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2008年08月25日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ショーン・オブ・ザ・デッド |

コメディ要素を多く取り入れたゾンビ映画。

最高だ。 まさかゾンビ映画でこんなに笑うとは思わなかった。

ゾンビ映画のお決まりをコメディタッチで巧く破っているのも見事。 ゾンビの真似をすれば襲ってこないって。 そんなの普通のゾンビ映画じゃとても通用しないぜ。 もっと生きることに絶望した顔で!って、 どんなレクチャーの仕方だよ。
コメディとは言っても ゾンビ映画なのでそれなりにゴアシーンはあります。


こういうのが根本的に受けつけない人にはキツいかも。 でも、頑張れば何とかという人なら、見て欲しい。
面白シーンあれこれ。

ゾンビと記念撮影。

ゾンビ化した親友を教育して一緒にゲーム。
後半になればなるほどエンジンがかかってくるので、 終盤のテンポの良い展開は一見の価値あり。
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2008年08月24日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド |

顔の丸い人が主役の冒険映画第2弾。

彦麿呂に似ていると思うんだが、どうか。

それはさておき、 冒険映画は数あれど、 これは非現実的な敵との戦いを軸にして 類似作品と差別化を図っています。

こういう分かりやすい敵の存在は嬉しい。 冒険映画に裏切り裏切られみたいなものは要らないと個人的には思う。 最初から善悪の対立の構図が明確でぶれません。

難点は ラスボスのスコーピオンキングが全てCGだったこと。 生身をベースにして残しつつ、 コンピュータで補完してくれた方が良かったなぁ。 スコーピオンキングを主役にしたスピンオフ作品もあるので、 生身を堪能したい人はそちらもチェック。

惜しい部分はあるものの、 楽しめることは間違いありません。 特に子供は好きだと思います。
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2008年08月23日 |
B・見ても損はない良作 |
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遊星からの物体X |

生物を取り込んで擬態するエイリアンが、 閉鎖状況で人間に化けてしまって皆さん疑心暗鬼という映画。

なにぶん古い作品なので エイリアンの造詣が少々つたないことは否定できない。


でも、つたないがゆえの味もある。 こういうキモいのって最近見なくなったなぁ。


ストーリーはシンプルだし、別に怖くもないので、 この映画の見どころはやはりエイリアンのキモさに尽きる。

紹介した画像で見たいと思ったら、是非。 思わなかったらもうどうしようもないけれど。 私はすっごく楽しめました。
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2008年08月22日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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県庁の星 |

県庁のエリートが官民人事交流研修で 民間のスーパーに派遣されて奮闘するというお話。

出世を第一に考えていた非情なエリートが パートの女性と関わっていくうちに変わっていくという展開は ありきたりと言えばあきりたり。 でも、やっぱりいいね。

営業停止寸前のスーパーを 県庁のエリートならではの手法で建て直していくのも、見もの。

安易な方向にもっていかないラストも 個人的に大いに評価したい。
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2008年08月21日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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グレムリン |

光に当たると死んじゃう、 水をかけると増えちゃう、 深夜0時過ぎにエサをあげると凶暴化しちゃうという、 飼い方がとても面倒くさい可愛いペットの映画。

ギズモことモグワイが愛くるしい。 ギズモを愛でるための映画と言っても過言ではない。

分裂して凶暴化した奴らも ふざけていてどことなく憎めません。


でも、ギズモをいじめるのは許せん。

現代社会に疲れて癒しが欲しい人にオススメの作品。
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2008年08月20日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ドランクモンキー 酔拳 |

ジャッキー主演の名作。 酒を飲めば飲むほど強くなる酔拳をテーマにしたアクション。

古い作品なのでアクションに派手さはないものの、 肉体と肉体がぶつかり合う泥臭いバトルは シンプルなアクションの極み。
酔券ならではの変則的アクションから目が離せないこと請け合い。

鼻の赤い師匠もいい味出してるね。
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2008年08月19日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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DOA デッド・オア・アライブ |

3D格闘ゲームの映画化。 一時期ハマっていた時があったので、以前から気にはなっていました。 ダメ映画なんだろうなという諦めもありながら鑑賞。

ごめん、普通に面白かったわ。 格闘ゲームのちょっと非現実的なアクションも上手いこと再現されており、 ゲームをやったことのある人にとっては嬉しい演出。

それに何と言っても 綺麗どころが画面狭しと動き回るのは目の保養。 眼福眼福。



ストーリーが平凡というのは否定しませんが、 この映画の核はそこじゃない。 言うだけ野暮というもの。


また、デドアラにはビーチバレーのゲームもあるのですが、 きちんとそちらも意識されていて好印象。 つくづく原作ファンへのサービスを忘れていない映画です。 まぁ、ファンならずとも男ならば嬉しいけどね!

細かいことを考えないなら思いっきり楽しめる作品。 たまにはこんなのもいいじゃない。

ハヤブサ役でケイン・コスギも出ているよ。
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2008年08月18日 |
B・見ても損はない良作 |
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キサラギ |

焼身自殺したD級アイドルの一周忌に熱烈なファンたちが集まり、 死んだ事件の真相に迫っていくというお話。 一部屋で物語が進んでいく、いわゆる密室劇です。

まごうことなき傑作。 軽妙な掛け合い、練られたストーリー、ラストの締め方、 そのどれをとっても素晴らしい。 それぞれの要素の絡ませるバランスも秀逸。

とにかくメインキャストの5人が5人とも良い演技をしているので 見ていて退屈しません。
ちなみに、これがD級アイドル如月ミキ。

ラストで唄っているシーンが流れるんですが、 歌がすごく下手糞でねぇ。 まぁ、上手く唄われたら D級アイドルという設定に説得力がなくなりますけれど。
とにかく最初から最後まで面白い作品でした。
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2008年08月17日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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テキサスの5人の仲間 |

ギャンブル好きのダメ夫が全財産を賭けてポーカーをしている最中 心臓発作で倒れてしまい、 奥さんが代打で勝負するという話。

よくあるようなウエスタン喜劇かと思っていましたが、 これはすごい。 正直、こんな結末は予想していなかった。 想像の遥か上を行く名作。

古い映画なので、 映画好きでないととっつきにくいかもしれません。 しかし、これは是非見てほしい。 絶対にびっくりするから。
ちなみに、彼らがポーカーの相手となる金持ち5人組。

タイトルの 『テキサスの5人の仲間』 に込められた本当の意味を 自分の目で確かめるべし。 秀逸なタイトル。

誰もが良い意味で裏切られる素晴らしい作品です。
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2008年08月16日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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人間消失 ファイナル・ウォー |

私オススメの変態バカ映画もついに完結。 たぶんタイトルからしてこれで最後。
本シリーズ主役の格好良い大泉洋さんですけれど。

パーマのボリュームが減ってそっくりさんじゃなくなりました。 なんてこった。 映画の魅力の半分が失われたよ。
とは言え、 残り半分の魅力である狂信者くさいストーリーは健在で一安心。

困るとすぐ皆で神様に祈るところも相変わらず。
今回のストーリーは反キリスト者である悪なる存在との最後の戦い。 が、前回までは単なる人間だった敵も 今作では何と超能力を駆使するほどにパワーアップ。 最後の戦いということでテンションが上がってしまったのだと思う。

敵たちはクリスチャンを殲滅するために攻勢に出ます。 その方法とは。

聖書に毒を振りかけてクリスチャンを感染させる。 何かまわりくどいなぁ。 そのため、聖書を持っているクリスチャンが どんどん毒で命を落としていきます。 それを知った残りのクリスチャンたちは聖書を持たないようにします。 皮膚からの感染ってことか。
やがて毒で命を落とさんとしている仲間の一人が 死ぬ前に聖餐式をやりたいと言います。 パンと赤ワインで儀式を行う仲間たち。 儀式の言いだしっぺの男は体力が持たずに命を落としてしまいますが、 ともに儀式を行った仲間が回復していきます。

そう、赤ワインに解毒効果があったのです!
クリスチャンなら泣いて感動するところなのかもしれませんが、 信仰心のない私には、御都合主義にしか思えません。 登場人物が感動しまくっているのに こちらは完全においてけぼり。
今回も相変わらず クリスチャンでない人にしてみれば全く心に響いてこない映画ですが、 バカ映画だと割り切ってしまうとかなり面白いので、オススメ。 人間消失シリーズ、永遠なれ。
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2008年08月15日 |
E・ある意味最高バカ作 |
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ワイルドシングス |

二人の女子高生が 学校のカウンセラーをレイプ犯として訴えるところから始まるサスペンス。


女子高生役の二人も艶やかでエロい。 サービスショットも満載で 私はこの点を大いに評価したい。
サスペンスとは言っても一本道の退屈なストーリーではなく、 途中でどんでん返しが幾つも用意されているので なかなかショッキングで面白かった。

でも、何度もどんでん返されちゃうため、 正直、後半はちと食傷気味。 どんでん返しは満を持して印象的に演出するもので、 こんなに何度もやられてもなぁ。
それに一番悪いのは どんでん返しの伏線が全くないこと。 驚きはするけれども、やられたという感覚が全くない。
面白かったのに残念。 本当に残念。 エロかったのに本当に残念。
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2008年08月14日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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ザ・コア |

地球の核の回転が止まってえらいことになっちゃったから もう一度動かすためにいっちょ地球の中心まで潜っていこうぜという映画。

よくある自然系のパニック映画ですが、 発想が一味違います。 普通の自然災害がテーマならある程度の予備知識があるものの、 地球の内部なんてさっぱり。

考えつかない状況の連続なので なかなかに新鮮。 コア部分の映像も綺麗。 そして、えらく眩しい。

核の回転が止まった地球がどうなっちゃうのか気になったら見てください。
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2008年08月13日 |
B・見ても損はない良作 |
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LIMIT OF LOVE 海猿 |

海猿シリーズ劇場版第2弾。 海猿って英語で言うとシーモンキーなんだぜ。 だから何だというわけじゃないけれど。

今回は座礁したフェリーからの救助活動が描かれます。 伊藤英明の相方であるバディは佐藤隆太。


船内では畳み掛けるような極限状況の嵐。


船外でも臨場感の満ちた場面の乱れ撃ち。 前作も面白かったが、 今回はそれを圧倒的に上回るほど素晴らしかった。 邦画もここまでのレベルになったか。 疑いようのない傑作ですよ。
そんな今作の疑問点。

45度にまで傾斜したフェリーの中で。

何故はしごを垂直に上っているのか。 そう、これが演出というものだ。
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2008年08月12日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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誕生日はもう来ない |

高校の仲良しグループのメンバーが一人また一人と殺されていくホラー作品。 賛否両論あるようですが、 私は単純にすごいと思いました。 じっとりとした恐怖感と張り詰めた残酷描写が 巧く緩急をつけられていて見る者を退屈させません。
残酷度はそれなり。 バイクのタイヤの回転で顔を削られたり。

シシカバブを食べさせられている時に鉄串をのどに押し込まれたり。 映画史初、シシカバブ殺人。

過剰に残酷に描こうというのはありませんでしたが、 このあたりが苦手な人には少々厳しいか。

話はかなり野心的。 中盤で友人を殺害しているのがヒロインだと分かってしまい、 こんなに早くバラしていいのかと心配になるものの、 そんな不安を覆す衝撃のラストは必見。

事件の真相については 正直ちょっと無理があるよなと思わないでもありませんけど、 最後のどんでん返しが私は好きだったので 大目に見ようという気になりました。
そして、個人的には この映画の見どころは犯人の狂気だと思う。

殺害した友人たちの死体を並べて誕生日会をするシーンは ぞっとして背筋が凍る。
後味は決して良くはありません。 しかし、それでも見終わった後にある種の充実感が。 今作の原題が 「Happy Birthday To Me」 というのも非常に印象的。 苦手な人でも頑張って見て欲しい一級のホラー映画だと思います。
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2008年08月11日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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バットマン ビギンズ |

新生バッドマンシリーズ映画第1弾。

ブルース・ウェインがどのようにしてバッドマンになったのかを描いた今作。 バットマンができるまで。 訓練を積み、スーツを作り上げるまでのプロセスが実に詳しくて 思わず唸ってしまう。

ちゃっちなヒーローものになることなく、 素晴らしいエンタメ作品に仕上がっています。 これは見た方がいいよ。

バットモービルもこれまでのデザインを一新し、 今回は戦車のような外観に。 これはこれでアリ。
今回の適役は二人。


スケアクロウとラーズ・アル・グール。 ラーズ・アル・グール役は渡辺謙。 渡辺謙は序盤で死んじゃうけれど。
とにかく丁寧に作られた 製作者の愛を感じさせる傑作ヒーローものです。 機会があれば、是非見てください。
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2008年08月10日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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スリザー |

エイリアンに寄生された人間たちがゾンビになって大暴れするという映画。 エイリアンにゾンビって、欲張りすぎにも程がある。 斬新で好きだけど。 まぁ、この設定からして分かるように、完全なB級映画です。

つまらなくはないけれど、 根本的にゾンビの迫力がない。恐怖がない。 だから、印象に残らない。 そこそこゴアシーンがあって気持ち悪いくらいです。

ちなみにこれがエイリアンであるスリザー。

レバーみたい。 で、このエイリアンに最初に寄生されちゃった人。

見どころはこんなもんです。
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2008年08月08日 |
C・見なくてもいい凡作 |
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どろろ |

手塚治虫原作の漫画の映画化。 個人的にかなり期待していたのですけれど。 これはダメだ。

最初の魔物との戦いまではいい感じだと思ったものの、 そこまで。 その後は坂を転げ落ちるように酷くなっていく。 魔物は途中でちゃちな気ぐるみになるわ戦いはどんどんあっさりしてくるわで とにかく見るのが退屈。

柴咲コウの演技もこれまた酷い。 演技力がないわけではなく、 演じるどろろがべらんめぇ口調なので、長々と聴いていると胸焼けしてくる。
とにかく見て損したと久々に思ってしまった作品。

中井貴一氏の演技は重々しくて良かったのですけれどね。
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2008年08月07日 |
D・見るとがっかり駄作 |
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空の境界 第三章 痛覚残留 |

個人的イチオシ小説の映画化第三弾。

原作ありきでつくられてきたこのシリーズですが、 この章の中だけでも話の起伏がきちんとつくられていて 今作だけを見てもそれなりに楽しめるかと。

ホラー、ミステリー、SFの要素がバランス良く絡み合っています。 小難しい内容なのは相変わらずですけれども。

私は原作でもこの第三章が一番好きなので、 特にオススメしたい。
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2008年08月06日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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マーシャル・ロー |

FBIによるアラブ系爆破テロリストの追跡劇を描いた、社会派映画。 マーシャル・ローとは戒厳令の意。

あらすじを聞いて思い浮かべるのがアメリカ同時多発テロですが、 実際のところ 1998年に公開されたこの映画とその3年後に起こった同時多発テロとは 類似点が多いのだとか。 そのため、 同時多発テロの犯人たちは この映画から構想を得て計画を練ったのではないかと噂されたらしい。
そんな噂がある程度の説得力を持ってしまうほど この映画のリアリティは凄まじい。 作り話を見ているとは思えないほどの重厚感は傑作の証。

デンゼル・ワシントンとブルース・ウィリスの共演および好演も 本作を傑作たらしめた要因だと思います。
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2008年08月05日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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バットマン |

アメコミの超有名作品の映画化第一弾。

冷静に考えると大して格好良くないんだけど、 やっぱり格好良いね。

第一弾の敵はジャック・ニコルソン演じるジョーカー。 敵なのに魅力的で困る。

バットモービルも良い感じ。
以下、面白シーン。

離れすぎ。

長すぎ。

ひげ、濃すぎ。
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2008年08月04日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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機動警察パトレイバー the Movie |

有名アニメの劇場版1作目。 アニメを見たことがないので楽しめるかどうか不安でしたが、 そんな心配は全くの無用でした。

1989年公開というのに コンピューターシステムの話を中心にしたストーリーは素晴らしいの一言。 今見ても全く破綻していないのには脱帽です。

見せ場もきっちり用意されているし、 一つの作品としてとても完成度が高いという印象。

テレビ版も見てみたいと思わせてくれる そんなパワーのある映画です。
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2008年08月03日 |
B・見ても損はない良作 |
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火山高 |

韓国発、ワイヤーアクション映画。 面白そうだと思ったものの何となくヤバそうな雰囲気を感じていました。 実際に見てみて。 うん、これは想像をはるかに上回るバカさ加減でした。 バカすぎて面白かった。

ウリであるワイヤーアクションはとっても稚拙。 でも、それがまたバカさに拍車をかけていて良かった。 製作者としてはそんなものを狙ったわけじゃないのでしょうけれど。

何だかバトルアニメのような非現実的な戦闘の連続で 思わずにやにやしてくる。

こういうバカバカしいノリが好きなら楽しめるはず。
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2008年08月02日 |
E・ある意味最高バカ作 |
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