リーサル・ウェポン |

妻を亡くして自暴自棄になった警官とそれに振り回される相方のお話。 タイトルは暴れ放題の主役を指した人間兵器の意。


手堅いサスペンスストーリーに コンビものとしては定番とも言える軽妙な二人の掛け合い。 有名作品になるべくしてなったという完成度です。


それにしてもメル・ギブソンが若い。 相方のダニー・グローヴァーも名優だとつくづく思います。
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2008年11月26日 |
B・見ても損はない良作 |
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紀元前1万年 |

原始時代のごたごたを描いた映画。


妻となるべき人を攫われた青年が徒歩で必死に追いかける話。 スケールが大きいんだか小さいんだか。


巷では酷評されているようなのでわくわくしながら見ました。 評判の悪い作品をチェックするのは楽しいです。 評判どおりでもがっかりしないし、 評判と違えば違ったでめっけもんだから。


結果。面白かった。 私は楽しめました。


確かに話はシンプル明瞭で結末もありきたりですが、 原始時代という珍しい時代設定は新鮮だし、 それを丁寧に描いている様も見る者に伝わってくる。 好感触。


終盤もそこそこ盛り上がって、悪くはない。 そこそこだけど。


感動するような内容ではありませんが、 娯楽映画としては充分及第点と言って良いんじゃないかしら。
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2008年11月25日 |
B・見ても損はない良作 |
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エレファント・マン |

奇形の青年と人々の触れ合いを描いた感動映画。 断言できる。これが傑作だ。


醜い容姿ながら誰よりも美しい心を持った青年に 誰もが惹かれていく。

見世物になっていた青年を研究のために引き取った医師役に アンソニー・ホプキンス。


他の人たちも作品を壊すことのない名優揃い。

エレファント・マンの 「僕は人間だ!」 という悲痛な叫びが心に残ります。 映画史に残る名台詞だと思う。

白黒ですが、絶対に見て欲しい。
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2008年11月20日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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ミッション:インポッシブル2 |

スパイアクション第二弾。

トム・クルーズの映画ってあまり印象に残らないけれど、 これは傑作。

格好良くて記憶に焼きついているシーンが満載。

こちらがヒロイン。 鋭角的な眉が特徴です。 が、もっとカーブ的な描き方にした方がいい。

何気にアンソニー・ホプキンスも上司役で出演。

有名どころなので押さえておきましょう。
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2008年11月19日 |
S・映画史に煌めく傑作 |
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SHINOBI |

敵対する忍同士が恋に落ちたけど 好き合いながらもやっぱり何か戦うことになっちゃう話。

仲間由紀恵は良い。 この麗しさは後世にまで永く語り継がれるべき。

でも、それだけ。 それ以外に良い点が見当たらない。

最初から最後まで 話がものすごく浅くて薄っぺらくて、どうしようもない。

椎名桔平の演技は巧いと思った。

仲間由紀恵はやっぱり綺麗だと思った。 でも、つまらなかった。
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2008年11月18日 |
D・見るとがっかり駄作 |
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フルメタル・ジャケット |

ベトナム戦争を題材にした戦争映画。

この映画の見どころは何と言ってもハートマン軍曹。 上の画像の真ん中の人。 訓練生を指導する際の罵詈雑言は凄まじい。 凄まじいけれども テンポが良くて思わず聞き入ってしまうほどの迫力です。 行軍訓練の際に唄う歌も馴染みのあるメロディーで面白いよ。

ハートマン軍曹がフェードアウトしてからは 手堅い戦争映画という印象。

ハートマン軍曹の強烈すぎたので、余計にそう思う。


ハートマン軍曹目当てでも充分に見る価値はあるはず。
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2008年11月17日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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荒野の用心棒 |

イタリア製作の西部劇、いわゆるマカロニ・ウエスタン。 主演はクリント・イーストウッド。

口数の少ないニヒルな役が滅法似合っていて格好良い。 悪党どもをためらいもなく仕留めていくのが爽快です。 西部劇なので華やかさはないけれど。

誰がなんと言おうと超名作。
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2008年11月15日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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踊るマハラジャ☆NYへ行く |

成功を夢見てニューヨークにやってきたインド人の青年が ひょんなことから性を説く伝道師にまつりあげられ、 AV女優にレクチャーを受けて性についての知識を勉強していくお話。


どうにもこうにもエロを期待してしまいそうなストーリーですが AV女優の教えはあくまでもメンタルなもの。 何てことだ。

バカなシーンも満載だし、テンポも良い。 バカ映画認定。

タイトルから想像できるようにダンスシーンもありますが、 ウエイトはそれほど多くありません。 普通の作品にミュージカルっぽい場面が幾つかあるといったふう。 個人的にはもっと踊りと歌が多い方が良かったな。


ラストの結婚式のシーンも意外性に満ちていて笑えます。
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2008年11月13日 |
E・ある意味最高バカ作 |
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櫻の園 |

女子高の演劇部を舞台にした青春映画。

甘酸っぱいね。 こういう青臭い雰囲気って嫌いじゃないぜ。

青春映画のテーマにありがちなオーソドックスな友情や恋愛ではなくて、 苦悩や葛藤をメインに描いている点も好評価。 これによって、作品が陳腐にならずに済んでいます。

古い作品なので映像は時代を感じさせますが、 それが懐かしさすら呼び起こすので悪くはないんじゃないか。

女の子同士でちょっといい感じになっちゃったりも。

引き込まれてあっという間に見終わる。 時間を忘れるというのは良い作品の一つのものさしだと思う。
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2008年11月11日 |
B・見ても損はない良作 |
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ホーム・アローン3 |

家に独りになった子供が様々な罠を張り巡らせ、 悪党たちを撃退する大人気コメディシリーズ第三弾。

今回は主役交代。 いろいろな大人の事情があるのでしょう。 お相手の泥棒は 前二作の二人組みから四人組へとパワーアップ。

毎度毎度、このシリーズを見て思うことだけど。


よく死なないな。



一歩間違えれば殺害になってしまうほどに凶悪なトラップの数々。 コメディだから笑って済ませられますが。

このシリーズのお約束で、 最後はとてもハートフル。 クリスマス時期にぴったりの娯楽映画ですよ。
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2008年11月10日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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コラテラル・ダメージ |

コロンビアのゲリラに妻子を殺された消防士が 復讐のために辛抱たまらなくなってコロンビアにまで行っちゃう話。

こんなタフな人に目をつけられてしまった時点で ゲリラの目論見が打ち砕かれるのは目に見えているような気がする。


ただ、他のキャストはあまり魅力的ではない。 印象に残らない人ばかり。

この映画は素直に シュワちゃんのワイルドさに酔うための作品と割り切るべきか。 割り切れるなら楽しめます。

タイトルの意味は巻き添え被害。 確かに巻き添えですな。
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2008年11月09日 |
B・見ても損はない良作 |
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デンジャラス・ビューティー |

男勝りでオシャレに全く興味のない女性FBI捜査官が、 ミスコンをターゲットとしたテロ活動の潜入捜査をするために 美容のあれこれを無理矢理させられるお話。


サンドラ・ブロックの好演が光る作品だと思う。


見てくれは良くなったけど中身はまんまというキャラクターを 見事に演じています。 こういう役を難なくこなすところが一流の証左だね。 笑う時に鼻が鳴る演技は秀逸。


サンドラ・ブロックは製作としても関わっているので、 この面白雰囲気は 彼女のセンスによるところも大きいのでしょう。


笑う時に鼻が鳴る女を主役にしたコメディー部門で一位の作品。 他に知らないけど。
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2008年11月08日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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フラガール |

福島県いわき市の常磐炭鉱が縮小されるため 町おこし事業として企画されたハワイアンセンターの設立。 そこのフラガールたちが誕生するまでを描いた実話下敷きの作品です。

主役はフラの先生役で松雪泰子。


他にも蒼井優、豊川悦司など。 そして、 圧倒的な存在感を放つ南海キャンディーズのしずちゃん。

実話を下敷きにしているので、感情移入しやすい。


涙が出る感動話というわけではありませんが、 最後に心がすっきりとする、まるで青春映画のような趣です。


相当練習したんだろうなと思わせるフラダンスも 完成度が高くて見ごたえがある。

時代設定が古いので作品の色彩もややセピア調。 どことなく哀愁も漂わせる名作ですよ。
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2008年11月05日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
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ディスクロージャー |

元恋人である女性上司からの逆セクハラを拒絶したことで陥れられ、 潔白を証明するために奮闘する話。 逆セクハラがテーマって珍しいね。


上司役のデミ・ムーアが嫌な女でなぁ。 自然と主役のマイケル・ダグラスを応援したくなる。

主人公を助けてくれる弁護士が頼りになるので 中盤からはちょっと安心だけれど。

逆セクハラ問題から会社の陰謀に話をシフトしていく手法もなかなか。 最後の最後で明かされるちょっとした真相もセンスがある。 人によっては退屈に感じるかもしれないけど、 私の趣味には見事に合った作品。
ちなみに、タイトルは発覚または露顕という意味です。
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2008年11月04日 |
B・見ても損はない良作 |
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PLANET OF THE APES 猿の惑星 |

あの超名作 『猿の惑星』 のリメイク版。 リメイク版とは言っても単に新しく作り直すだけでなく、 構想だけを利用した完全新作。 原作の結末は殆どの人が知っていますからね。

人間が言葉を喋る猿たちに支配される惑星に不時着した宇宙飛行士。 猿っぽいけど、彼はれっきとしたヒューマンです。

リメイク版だけあって、 猿の特殊メイクはリアリティがあって良い。 猿人間にリアリティというのも変だけどリアリティがある。

今回の結末は少々分かりにくい。

重要なのは 途中のブラックホールのようなものを通って惑星間を移動するという点。 ここの 後から通過した方が先に到着するという逆転の設定。 これが結末を理解するためのポイントかな。

さすがに原作には及ばないけど、 これはこれでアリだと思う。
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2008年11月03日 |
B・見ても損はない良作 |
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ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ |

結婚式に紛れ込んで 参加者の独身女性たちとヤりまくる二人組みが 遊びではなく本気で好きになっちゃう話。 サブタイトルは上手いと思う。

富豪の次女を好きになってしまうのは金髪の方。

恋愛対象の次女はちょっとズレた感覚の持ち主。

そして、この家族が変わり者ぞろい。 母親は娘といい感じになっている青年を色目を使って誘惑。

最も変わっているというか面白いのは三女。

やることなすことが奔放で笑える。 奔放すぎる。 この変人多数のコメディ映画でも群を抜いた存在感。

三女は黒髪の方とマジ恋愛に。

個人的にこの映画の一番の見どころはウィル・フェレル。 俺、この役者さん、味があって好きだ。

今作での役名はチャズですが、 彼は 『俺たちフィギュアスケーター』 でも役名がチャズでしたね。 この点も両方の作品を見た私にとってはニヤリ。
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2008年11月01日 |
E・ある意味最高バカ作 |
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