イキガミ


国民に「生命の価値」を認識させることで国を繁栄させるべく、
若者の命をランダムで奪う制度が敷かれた架空の日本を舞台にした悲劇。
主演は松田翔太。



タイトルにもなっているイキガミというのは逝紙と書き、
死亡する者に死の24時間前に渡される死亡予告証のことです。



映画は
イキガミを受け取った3人の若者の
最後の24時間を並行して描きながら進んでいきます。





正直、かなりキツい話です。
イキガミを貰った3名は最後は当然死んでしまうので
ハッピーエンドにはなりません。
哀しい結末です。





でも、最後にちょっとだけ救いがある。
それが余計に涙を誘う。







漫画原作もヘビィな内容ですが、
その原作のイメージを損なうことなく上手く映像化できています。
松田翔太の悲哀の滲む演技も素晴らしかった。
すごい俳優だと思う。



原作も映画も是非触れてほしい傑作です。
映画の3つのエピソードのうち、
成海璃子と山田孝之の桜の話が個人的にはオススメ。
スポンサーサイト



関連記事リスト
2011年07月29日 | S・映画史に煌めく傑作 | Comments(0)
  バーティカル・リミット


雪山で遭難した人達を救助するために爆破用ニトロを担いで行く話。





自然の猛威は圧倒的で、
救助隊のメンバーが一人また一人と命を落としていきます。





また、ニトロの猛威も圧倒的で、
途中で爆発しちゃったりして救助隊のメンバーが命を落としていきます。
雪山の猛威関係なし。





科学考証に無理があったりするようで
その辺りを重視する人は納得がいっていない様子ですが、
素人の単なる映画好きの私からすれば
手に汗握るディザスター・ムービーとして非常に満足のいく出来でした。





細かいことが気にならないなら充分に楽しめる娯楽映画です。
娯楽映画は、素人を楽しませたらそれで成功よ。





今度雪山にニトロ持って行こうと考えている人は、参考になるので見ておいて損はないと思う。 関連記事リスト
2011年07月24日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(0)
  007 ワールド・イズ・ノット・イナフ


この世界は俺には狭すぎるぜ……っていう映画。
よく分からないけど、そういうパッションが非常に伝わってきた。







シリーズの中でも結構練られたストーリーです。
途中で大きく展開が変わるし、
そういう意味でも見ごたえはあります。





ピアース・ブロスナンのボンドだけあって
シリアスな話とスタイリッシュなアクションの中にも
笑える要素が満載です。







この欲張りだけれどバランス感覚の秀逸さというところが
ボンドシリーズの真骨頂だと思う。 関連記事リスト
2011年07月17日 | B・見ても損はない良作 | Comments(0)
  ワイルド・スピード MAX


カーアクションシリーズ第4弾。





前作は色々とぐだぐだでしたが、
主役のヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーがコンビで復帰して
一気に作品としての質が高まっています。
やはりスターが登場しなくては。
どこの誰だか分からないような俳優じゃダメだ。





カーアクションは相変わらず派手ですし、
シリーズ1作目が好きだった人は絶対に楽しめると思います。





頭文字D的なものが好きな人は是非。 関連記事リスト
2011年07月13日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(0)
  バーン・アフター・リーディング


豪華俳優陣が共演するコメディ映画。
……コメディ?





予告はコメディ映画のような感じで宣伝していましたが、
実際にブラックジョークや下品なジョーク満載なので確かにコメディなのですが、
後半から予想もしなかった方向に進んでいきます。





こういう予想外の展開も視聴者の笑いを取るためのものなのかもしれないけれど、
個人的にはちょっと笑えるような終盤ではなかったので
前半と後半で作品の軸がぶれてしまっているように感じました。



そうくるか、という意外性に満ちていて意欲作ではありますが、
正直オススメはしにくいな。 関連記事リスト
2011年07月08日 | C・見なくてもいい凡作 | Comments(0)
  ゴースト ニューヨークの幻


殺されちゃった男が恋人への未練で成仏できずにいたら
その恋人の身に危険が迫っているというので慌てて恋人の元に行ったものの
自分は幽霊だったので相手に気づいてもらえませんでしたという話。
まるでコント。







恋人に気づいてもらえないので霊媒師に協力してもらうことに。
霊媒師はウーピー・ゴールドバーグ。
この人がやっているということは、そのとおり、インチキ霊媒師です。



が、インチキ霊媒師なんだけど霊感はあるという
これまたコメディのような設定。





恋愛映画でもありホラーでもありサスペンスでもありコメディでもあるという
一見欲張りとも思える設定ですが、
どっこい、きちんとこれで作品と成立しているから凄い。
間違いなしの名作です。 関連記事リスト
2011年07月03日 | A・必ず見て欲しい名作 | Comments(0)
目次 (10)
S・映画史に煌めく傑作 (151)
A・必ず見て欲しい名作 (201)
B・見ても損はない良作 (184)
C・見なくてもいい凡作 (98)
D・見るとがっかり駄作 (53)
E・ある意味最高バカ作 (36)
未分類 (0)
愛とビールと川柳と
ゆうじろうのやっぱり映画好き
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
でしまる:ゼロ・グラビティ (02/13)
平八郎:ゼロ・グラビティ (02/05)
ヴィル:ゼロ・グラビティ (02/04)
でしまる:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/12)
平八郎:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 (03/11)
でしまる:アイアンマン3 (12/05)
平八郎:アイアンマン3 (11/29)
でしまる:アイアンマン3 (10/23)
平八郎:アイアンマン3 (10/20)