もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら |

話題作の映画化。 主演は元AKBの前田敦子。



原作も読みましたが、 決められた尺の中に巧く収めてはいるなといったところ。


ご都合主義的な展開は映画でも相変わらずですが、 この作品の核はあくまでもドラッカー理論なので、 それをプレゼンするための手法の1つとして特に文句はありません。 ただ、この作品に興味があるにせよ 本か映画のどちらか一方に触れれば充分だと思う。


映画として面白いかというと、ごくごく普通。 そんなにつまらなくはなかったけど 見た方が良いと言えるポイントもありません。


主演の前田敦子は、可愛く見える時もあるんだけど、 たまに信じられないくらいすっとこどっこいに見える時もありました。 フット後藤さん言うところの 高低差ありすぎて耳キーンなるわという感じ。


そして、何とこの映画ではドラッカー氏も出てきます。

みんな、笑うところだぞ!
関連記事リスト
2012年09月22日 |
C・見なくてもいい凡作 |
Comments(0)
|
ミッション:8ミニッツ |

テロの犠牲者達の脳に残っていた記憶を繋ぎ合わせてテロ直前の8分間を再現し、 その仮想世界の中で犯人を見つけてこい、と言われる話。


ミステリーかと思っていたけど、これはサスペンスです。


ところどころで納得のいかない設定があるのも事実。 舞台はテロの標的になった電車の中なのですけれど、 何故か皆、電車の中に犯人がいると信じて疑わない。 犯人はテロで破壊する電車の中にはいないだろ常識的に考えて……。


終盤まではB評価かなと思っていましたが、 ラストの締め方がなかなか秀逸(というか個人的に好み)だったのでA評価に。


驚愕の結末という感じではありません。 でも、演出のセンスが光る綺麗な終わり方だと思います。

ただ、途中はちょっと退屈かも。
関連記事リスト
2012年09月15日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
Comments(0)
|
世界侵略:ロサンゼルス決戦 |

宇宙からの侵略者と人類が戦うSF映画。 タイトルから分かるように、戦場となるのはロサンゼルス。

全体的に、少年漫画の王道のような展開です。悪い意味で。

ちくしょう!あの化け物どもめ!

人類の底力を見せてやるぜ!

よっしゃあ!敵に一矢報いてやったぞ!

気を抜くなよ、おまえら! 俺たちの戦いはまだ始まったばかりなんだぜ!
……という感じです。 いや、これ、本当に。
関連記事リスト
2012年09月08日 |
D・見るとがっかり駄作 |
Comments(0)
|
バタフライ・エフェクト |

過去を変えられる青年が、未来をより良くするため過去に戻って奮闘する話。


でも、過去を帰るたびに思惑と違う未来になってて、げんなり。 少しの変化が次第に大きな差になるという「バタフライ効果」がテーマです。 タイトルもそのまんま。



過去を変えて未来が変わるというのは手垢の付いたテーマではあるけど、 この映画の良かった点は結末です。 安易な締め方にしなかったところは高評価。 製作者の手腕が光る。



なお、この作品にはラストが数種類あるらしく、 セル版に含まれているものが製作者の意図する本当のエンディングとのこと。 出し惜しみというより(そういう意味もあるんでしょうが)、 一般公開向けではないから、という判断みたい。


SFサスペンスの名作だと思います。
関連記事リスト
2012年09月01日 |
A・必ず見て欲しい名作 |
Comments(0)
|
|
|
|