動物の声が聴けるようになっちゃった医者のドタバタ劇。
主演はエディ・マーフィー。





エディ・マーフィーのコメディ映画ということでやはり安定感があります。
爆笑とまではいきませんが、終始にやにやしながら見られること請け合い。





動物たちが面白おかしく喋っていてにぎやか。
子供が見たら喜ぶと思う。





ネズミの人工呼吸が見られるのはこの映画だけ！





トラの手術が見られるのもこの映画だけ！

巨大氷塊のせいでアメリカが雪と氷まみれになる話。
主人公はこの人。



気象学者という設定みたいですが、専門的な話は序盤にちょっとだけ。
あとは普通のおっさんです。



気象パニックムービーとしては内容がありきたり。
ひねりがありません。





ＣＧもチープ。
頑張っているんだなというのは分かりますが、
頑張ってもこの程度。





サイレントワールドというタイトルのくせに、
サイレントな場面もほとんど無し。
最後にそんな感じになるかなというぐらいなのでタイトル盛り過ぎ。





タイトルに年号が入っている映画は大抵駄作の法則。
その法則が見事に当てはまってしまいました。

生前何も言っていなかった妻が
遺言の手紙でいきなり「私の遺骨は故郷の海に撒いてね」と言ってきたので
夫が真意を測りかねてやきもきする話。
きちんと言っておいてあげてよ。



主演は高倉健さん。





はっきり言っておきますが、内容自体は地味です。
すごく地味。







でも、出演者は豪華です。
何でこんなに豪華キャストが揃ったのか不思議なくらいに豪華。
製作者の良いものを作ろうという熱意を感じます。





話は地味ですが、高倉健さんのいぶし銀の演技は必見。
見る者の心にすっと沁み込んでいくような所作や台詞。
思わず見入ってしまう。





何気ないシーンも絵になります。
私は、この場面の後ろ姿が好き。





あと、今作は大滝秀治さんの遺作でもあります。
この作品でも、さすがの存在感。



話は地味だし、ちょっと都合が良すぎる展開もありましたが、
見終わってみればとても満足のいく内容でした。







健さんの一挙手一投足に注目しよう。