雷神 RAIJIN |

セガールのアクション映画。 しかし、まさかのバカ映画。



肝心のセガールアクションはスタントマンがやっているようで、 それがバレないようにコマ割りで対応。 だから、コマが頻繁に切り替わって目まぐるしい。


サイコサスペンスだが、結局最後はセガールの暴力で解決。 推理なんてどうでもいいんだよと言わんばかり。

犯人が2人いて並行して話が進むものの、 それぞれに関わりはないという体たらく。 何故こんな話にしたのか。

そんな中、犯人の腕をトンカチで殴って粉砕させるセガールは 僕たちが憧れた強くて破天荒なセガール。 セガール映画ならもっとこういうのを全面に出して欲しかった。

終盤で恋人である同僚を殺されて失意のセガール、 ラストでどうしたかと言うと。

奥さんと子供のいる自宅に帰りました。 既婚者だったんかい。 殺された同僚は恋人じゃなくて不倫相手だったという衝撃の結末。 何このどんでん返し。 これまでのストーリーと無関係の斬新な展開です。
そして、妻から官能的な誘いを受けて。

ふぅ……みたいな顔をする満足気なセガール。 不倫相手が殺されたけどもうどうでもいいやという感じ。 見ている私ももうどうでもいいやという感じ。
ラストで一気にバカ映画になりました。
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2014年03月15日 |
E・ある意味最高バカ作 |
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