猿の惑星:創世記 |

猿の惑星の新シリーズの1作目。


今回は知能の発達した猿の惑星に人間が行くという話ではなく、 遺伝子操作で猿が優秀になるという展開。 いかにも現代的。


この作品単体で見れば、かなり丁寧に作られていて、決して悪くありません。


が、猿の惑星の名称をタイトルに冠するにしては、力不足。


2001年のリメイク版では独自のどんでん返しをラストに用意して リメイクという自分の立場を理解した上でのなかなかの意欲作という感じでしたが、 これは、単なる猿と人間の戦いの映画。 猿の惑星というタイトルを引き継ぐ必要性はありません。


良く言えば真面目。悪く言えば面白味がない。


見る人は「猿の惑星」というだけでどんでん返しを期待しちゃうから、 安易な続編制作は効果が薄いと思うな。
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2014年10月11日 |
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